１歳の誕生日にすることとは？『一升餅』や『選び取り』など大切な記念日にやるべき今話題のお祝いの仕方

１歳の誕生日に何すればいいの?

はじめてのお誕生日、お祝いって何をしたらいいの？と悩まれる方も多いはず。

昔ながらの風習からインスタなどのSNSで話題のお祝い方法までご紹介していきたいと思います。

一升餅

「一升餅」とは、一升分（約1.8kg）のもち米を使った大きな丸餅を1歳のお子様に持たせることをいいます。

昔、お餅はお祝いなどのおめでたい日に振舞われるものとして、特別な意味を持っていました。

「一升（いっしょう）」という呼び名は、「一生（いっしょう）」とかけられ、

「一生食べ物に困らないように」や「一生健康でいられるように」という願いが込められています。

そして丸い形をしているのは、「円満にすごせるように」という意味を持っています。

一升餅は風呂敷やリュックに入れ、子供に背負わせます。お子様が立てても、転んでしまっても、どちらも縁起が良いとされています。一生懸命お餅を運ぶ姿を見ているだけで微笑ましい気持ちになりますよね。

この時に使用したリュックをお子様のお出かけ用にしている先輩ママも多くいらっしゃいます。普段使いにもできるようなこだわりのリュックを選んであげると良いかもしれません。

また九州地方では「餅踏み」といい、わらじを履いて餅を踏んでお祝いするなど、

地域によって一升餅の呼び名やお祝いの仕方が違いますが、どの地域でもお子様が健やかに育てるようにという想いは同じです。

選び取り

「選び取り」とは昔からある1歳記念の行事で、選んだアイテムによってお子様の将来の職業など、どんな人になるのかを占う儀式です。

最近は文字やイラストの描いたカードで行う方が多く、SNSでもおしゃれなカードを並べている写真が目を引きます。

実物でもカードでもどちらで行っても同じ意味合いです。

選び取りに用いられるアイテムは決まっているわけではありません。縁起の良いものであればご家庭ごとに用意していただいて大丈夫です。

選び取りアイテム例

・【お金】…お金に困らない。お金持ちになる。

・【そろばん】…商売上手。計算が得意。

・【筆】…学者。小説家。画家。博学になる。

・【箸】…料理人。食に困らない。

・【はさみ】…美容師。服飾関係に就く。手先が器用になる。

・【ボール】…スポーツ選手。運動神経

・【楽器】…音楽家。アーティスト。

・【指輪】…幸せな結婚をする。

・【鏡】…美容関係の仕事に就く。センスが良くおしゃれ。

・【定規】…建築家。真面目・几帳面。

・【スマホ】…IT関連の仕事に就く。

など、「お金」「そろばん」「筆」などの昔からあるものに加え、オリジナルを加えてもOKです。

注意点としては、小さすぎて誤飲する可能性のあるものは控えてください。はさみもそのままではお子様がけがをする恐れがありますので刃先にキャップをしたり、おもちゃで代用してください。また、公平に占いができなくなるので赤などのお子様の目を引きやすいものを使用せず色を統一したり、お気に入りのものは使用しないほうが良いでしょう。

カードで行うとこれらの心配もないので安心です。どちらにされるかはご家族で選び、楽しんで行ってくださいね。

スマッシュケーキ

海外で人気のスマッシュケーキ。アメリカ発祥の１歳の誕生日の定番となっており、最近は日本でもSNSでよく見かけるようになりました。

スマッシュケーキとは、離乳食が進んできた1歳のお子様がケーキを丸ごと手づかみで自由に食べてもらうイベントです。

一生懸命ケーキを口に頬張り、顔中にクリームが付いた表情はとっても可愛らしく微笑ましい瞬間となるでしょう。

用意するケーキは手作りが多いですが、通販での購入も可能です。その際お子様のアレルギー情報は伝え、ケーキに含まれないように気を付けましょう。

誕生日プレゼントを選ぶ

誕生日プレゼントについてはこちらで詳しく紹介しておりますので是非ご覧ください。

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記念撮影（おうちフォト・スタジオ）

コロナ禍によってお家で誕生日祝いをする方が増えています。様々なグッズを使ってお家でもスタジオのようにお部屋をデコレーションをし、素敵な空間にすることが可能です。出張でプロの方を呼んでおうちフォトをするという選択肢もありますのでお子様やお祝いされる方の負担が少ない方法を選ばれると良いでしょう。

写真映えする衣装を準備する

女の子なら可愛いワンピースやドレス。男の子ならシャツに蝶ネクタイなど、おしゃれに着飾ってあげると写真映えもして大切な思い出になります。

また、和装もおすすめ。一升餅を背負うとき、和服がとても似合うので１歳のお誕生日に人気の衣装です。

和服を着る機会があまりないので衣装を揃えるのがもったいないと思われるかもしれませんが、お正月やひな祭り、端午の節句など、意外と着る機会が多いです。大きめのサイズを購入すれば成長の様子を比較して楽しめます。和服といってもおむつ替えのしやすいようにスナップボタンがついていたり、生地も柔らかいので洋服のように気軽に着せることができますよ。

誰を招待したらいい？

招待する相手に決まりはありませんが、

両親・祖父母でお祝いする方が多いようです。ステイホームなどで外に出にくい場合は、両親のみで行って、テレビ電話で祖父母や兄弟姉妹と繋がってパーティを一緒に楽しんだり、後日写真を送って楽しむ方もいらっしゃいます。

大切なお子様の初めての誕生日が素敵な思い出になるよう皆さんでお祝いしてあげてください。